頚椎症の症例報告
50歳代女性/首、背中の痛み、痺れにより長い時間の車の運転が困難
患者様の訴え
・趣味で裁縫をしておりミシンや細かい作業をすることが多く、長時間座っていることが辛い。
・仕事柄、長時間運転することもあり運転していると背中の痛みや痺れが強くなる。
・歌の趣味もあり、姿勢を良くして声が出るようにしたい。
初期評価
猫背姿勢となりやすく、上を向いた時に(頸部伸展)強い痛みが出現していました。
腹部の硬さと呼吸の浅さもあり、肋骨の可動性も低下しており、横隔膜の動きが硬く声の出しにくさにつながっていました。
肩甲骨が外に開いてしまって、巻き肩となりやすいことも背中や首の痛みや呼吸の浅さにつながっていました。
経過
初回は、巻き肩の原因となっている、腹部の硬さに着目し、内蔵マニュピレーションを中心に腹部、肋骨の可動性を促しました。
肩甲骨の動きを促し、胸がしっかり開いていくようにアシストしながらの可動域訓練を行いました。
水分摂取量も少なかったため、ご自宅では1日1.5ℓを目安に水分摂取を行う様に指導を行いました。
セルフケアとしては体幹回旋運動や呼吸法にて胸郭の可動域を広げる運動を中心に行っていただきました。
経過・結果
初回介入後、上を向く動きで痛みが消失し、肩甲骨周囲の痛みも3/10程度まで軽減しました。
2回〜5回目に介入時にはやや肩甲骨の痛みの戻りあったが、介入後肩甲骨の痛みも消失し、頸部の可動性維持できるようになりました。
6回〜10回の施術後、長時間座っていても痛みが出なくなり、運転や趣味が楽しめるようになりました。
11回目〜活習慣の見直しと運動の習慣化を行い痛みの再発しない体づくりを行っています!

Before / After
- 胸から動かせる様になり、上を向く姿勢での痛み消失
- 運転中の背中の痛みや痺れ感の改善
- 長時間の座位保持可能
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評価・介入
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猫背姿勢となりやすく、上を向いた時に(頸部伸展)強い痛みが出現していたが、腹部が柔らかくなり胸椎や肋骨からしっかり動きが出る様になり、上を向いた時の痛みが消失しました。
腹部の硬さと呼吸の浅さもあり、肋骨の可動性も低下していましたが、施術に加え水分摂取を意識的に行っていただき、血流改善から内蔵の柔らかさにも繋がり肋骨、横隔膜もしっかり動きが出て呼吸や発声がしやすくなりました。
肩甲骨の可動性が改善し、巻き肩の姿勢が改善し背中の痛みや痺れ感の改善につながりました。
介入内容
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セルフケア指導
- 体をひねる体操を指導
- 呼吸法の指導
- 生活習慣として水分の取り方、食事の注意点、睡眠時間の指導
- 冷え対策として入浴や白湯習慣を取り入れていただく
患者さまの声
「車の運転で痛みが出なくなり趣味のドライブや旅行が楽しめるようになりました。趣味の歌で声が出しやすくなったことも驚きの一つです!知人の紹介で少し遠い場所でしたが、思い切って来てみてよかったです。説明もわかりやすく生活習慣の大切さがわかりました。自分なりのケアもしっかり頑張っていきたいと思います。」
— 50代女性
<院長からの一言>
首に負担がかかってしまう原因として、内蔵の硬さからくる姿勢の崩れが大きく影響していました。趣味や仕事をずっと楽しんでいける体を作るという目標!痛みが取れてゴールではありません。しっかり痛みの出ない体を手に入れるために、水分、食事、睡眠などの生活習慣を整え、運動の習慣化を目指して一緒に頑張っていきましょう!
当院では、お客様のご希望や目標に合わせた施術プランをご提案させていただいております。お体の痛みや不調はその場かぎりの施術ではなかなか根本的に改善することは難しいです。痛み、不調の出にくい体づくりには生活習慣の見直しや運動を習慣化していくということが大切となります。当院では痛みの施術だけでなく、生活面からのサポートもしっかりさせていただいております。
お体のお困りごとがありましたら、お気軽に『整体サロンアンティオール古河店』までご相談ください!
ご相談だけでも構いません!
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